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シンガポールPR(永住権)取得の第一歩 - 必要書類を完全ガイド!

2024年11月現在


「シンガポールでキャリアを築きながら、この地に根を下ろしたい。」

そんな夢を叶えるための最初のステップが、永住権(PR)の取得です。しかし、PR申請にはどんな書類が必要で、どのように準備を進めればよいか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか?


本稿では、主に日本人就労パス所持者がシンガポールPRを申請する際に必要な書類について、今年改訂された最新の提出書類リストをもとに、わかりやすくまとめました。また、日本で発行された書類など、英語以外の言語で発行された書類の翻訳要件も詳しく解説します。



申請に必要な書類の基本リスト


申請者に求めらる一般的な必要書類は下記になります。ただし、申請に含まれない家族など、申請者の状況により異なる場合があります。

主となる申請者(Main Applicant)以外にも、申請に含まれる配偶者や子供についても、該当する書類の提出が求められます。


  • パスポートサイズの写真

    a) 最近撮影されたカラーのデジタル写真(サイズ:400 x 514ピクセル)

    b) 頭部装飾なしで正面から撮影

    c) 背景色:白色

  • パスポート

  • 出生証明書/戸籍簿(シンガポールで登録されていない出生の場合のみ)

  • 養子縁組書類(未成年者および親の申請者のみ)

  • 婚姻証明書(シンガポールで登録されていない婚姻の場合のみ)

  • 離婚証明書

  • 名前変更のための公正証書または宗教証明書

  • 離婚証明書

  • 前婚の配偶者/子供の死亡証明書(シンガポールで登録されていない死亡の場合のみ)

  • 元配偶者の同意書(共同親権下の未成年者申請者)

  • 前婚の子供に関する親権書類

  • 卒業証明書/成績証明書

  • 技能証明書/専門ライセンス

  • 会員証

  • 現在の雇用主からの雇用証明書

  • 過去6ヶ月分の給与明細

  • 最新3年間の所得税評価/領収書(海外で働いていた場合のみ)


日本から書類を取り寄せた場合は?


戸籍など英語以外で発行されている書類は、以下のいずれかの方法で翻訳された書類を添付して提出する必要があります。


- 書類を発行した国の大使館が作成した翻訳

- シンガポールまたは発行国の公証人による翻訳

- 翻訳業者等、公的でない私的な翻訳の場合、当該翻訳に加え、発行国の大使館またはシンガポールもしくは発行国の公証人によって公証された証明書


注意点


- 申請時にはソフトコピーを提出しますが、原本も手元に準備しておく必要があります。

- ICAから上記以外の追加書類の要請がある場合があります。

- 日本大使館が翻訳と翻訳証明の対象としている書類は大使館指定の書類のみになります。翻訳が必要な書類が対象書類に該当するかどうかについては、大使館にご確認ください。


必要書類の詳しい情報については、シンガポール移民局(ICA)の公式ウェブサイトでご確認いただけます。

ICA/Becoming a Permanent Resident: https://www.ica.gov.sg/reside/PR



成功の鍵は必要な書類をしっかり準備し、ミスなく提出することとなります。本記事を参考に、ICAが定めている必須書類を不備なく揃えて、申請のご準備にお役立てください。


PR申請に関してご質問やサポートをご希望の場合は、ぜひお気軽にご相談ください。





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